看護師が試用期間中に即時退職したい!でもすぐに辞めれる?

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看護師あるある!試用期間中に即時退職したい!でもすぐに辞めれる?

「看護師が試用期間中に即時退職したくなっても、我慢するしかないんだよね…」

 

いざ入職したら驚くような職場だった…って看護師あるあるですよね。

残念ながら、予想をはるかに上回る劣悪な環境の病院があるのが現実。

 

もう契約してしまったから働き続けるしかないと思うかもしれませんが、試用期間中に即時退職する方法があることを知っていましたか?

しかも、看護師が即時退職する方法は3つもあります。

3つの方法を試せば、その中の1つくらいは効き目があるはずなので、あなたも今の職場を即時退職できますよ。

 

雇用契約を結んでしまった後に即時退職したい時には、ひとひねりした方法で即時退職を認めてもらうようにしましょう。

 

看護師が試用期間中に即時退職したくなった時に知っておくべきこと

看護師の試用期間とは、本採用になる前のお試し期間です。

試用期間の長さは病院ごとに異なり1〜6か月ほどですが、試用期間と言っても雇用契約を結んでいる状態なので、自己都合での即時退職は基本的には認められていません。

 

でも、入職してみて「なにこれ!?予想と違う!試用期間中に即時退職したい!」となる看護師が結構います。

運悪くブラックな職場に就職してしまった場合には、試用期間中にどうにかして即時退職したいですよね。

実は、やりようによっては試用期間中に即時退職できる可能性が残されています。

試用期間中だからといって簡単に退職できるわけではありませんが、「どうしてもここでは働けない!」と思った時には、裏技を使ってその職場を即時退職しましょう。

 

看護師が試用期間中に即時退職したくなる時

転職前に聞いた条件と違っていた

転職してから「こんな仕事だって聞いてなかったけど!?」と、条件の食い違いが起こることもよくあることです。

契約外の業務までこなさなくてはいけない、転職前に聞いていたよりも給料が悪い…などの問題が起きた時には、試用期間中に辞めて別の職場を探したくなりますよね。

 

人間関係がドロドロ

新しい職場を探す時に仕事内容や勤務時間は細かくチェックする看護師が多いでしょうが、人間関係だけは入職してみないと分かりませんよね。

人間関係の悪い職場が多いと言われている看護師の職場では、転職初日なのに誰も仕事を教えてくれない…など信じられないような病院もあります。

人間関係が悪いかどうかは入職1日目で分かってしまうので、「まだ1日しか働いていないけど、もう辞めたい!」と思ってしまう看護師も珍しくありません。

 

仕事内容がきつ過ぎる

人手不足の病院に就職してしまうと、ありえない量の業務を1人でこなさなくてはいけなくなります。

それに加えて、人命にかかわる仕事である以上ミスは許されません。

忙しすぎる職場では医療事故が起こりやすくなるので、試用期間中にだったとしても取り返しのつかない事故が起きてしまう前に辞めたくなる看護師が多いでしょう。

 

看護師が試用期間中に即時退職する方法

雇用契約を結んでしまった看護師が試用期間中に即時退職したい場合には、なんとかして即時退職できる状況を作り出さなくてはいけません。

これから紹介する方法を使えば、試用期間中に即日退職できる可能性が残されているので、困っている看護師は試してみてください。

 

契約と違うところを立証する

「転職前に聞いた条件と違っていた」ことが試用期間中に即時退職したい理由の場合には、契約と違うところを立証する方法がおすすめです。

 

労働基準法15条1項では

「使用者は、労働契約の締結に際し、労働者に対して賃金、労働時間その他の労働条件を明示しなくてはならない。この場合において、賃金及び労働時間に関する事項その他の厚生労働省で定める事項については、厚生労働省で定める方法により明示しなければならない。」

となっており、続く2項では

「前項の規定によって明示された労働条件が事実と相違する場合においては、労働者は即時に労働契約を解除することができる。」

と書かれていることから、契約内容と実際の業務内容に相違点があることが立証できれば、試用期間中に即時退職できます。

 

狙い目なのが休憩時間です。

雇用契約書には休憩時間が書かれているはずですが、契約書通りの休憩時間がとれる職場は少ないでしょう。

例えば、契約書には「休憩時間:90分」と書かれているのに、実際には20分しか休憩がとれない、という場合には契約内容と事実が違うという理由で即時退職できます。

 

他には、以下のようなケースも即時退職が認められます。

  • 契約書では残業手当が付くことになっているのにサービス残業が多い。
  • 契約書に書かれている労働開始時間よりも30分前に来ることを強制される

 

契約書と事実の相違点を見つけたら、『私は、労働基準法第15条2項の規定に基づき、退職いたします』と退職届けに明記すればOKです。

 

即日退職できるようお願いする

「人間関係がドロドロ」で仕事を教えてもらえなかったり、質問もできないような険悪ムードの病院だと、手探りで仕事を覚えないといけないのでミスをしそうで怖いですよね。

それに、「仕事内容がきつ過ぎる」職場では、医療事故を起こすリスクが高まります。

 

その場合には、「このまま働き続けたら医療事故を起こすリスクがあるので、即時退職させてください」と、お願いする方法を試してみてください。

上司にお願いする方法を使う際には、「私の能力不足でこの病院の業務量をこなせません」と、職場のせいにしないほうがイメージが良くなります。

「こんな職場はおかしい!」と喧嘩腰になってしまうと、お願いを聞いてもらえなくなるので注意しましょう。

 

また、「職場環境を改善するから大丈夫」「あなたなら時間が経てばこなせるようになるわよ」と引き止められることもあると思います。

試用期間中に即時退職できるようお願いする方法は、一度でスムーズに聞き入れてもらえることはまずありません。

どこでも人出不足なので、どんな理由でお願いしても必ず引き止められるでしょう。

しかし、そこで引き下がらないことが大事です。

何を言われても「もうここでは働けません!」という意見を貫いてください。

「この看護師には何を言っても無駄だな…」と思わせることができれば、即時退職の許可が出るはずです。

説得された時に「でも〜」と下手な言い訳をするよりも、きっぱりと「無理です」と言い切ったほうが、即時退職を聞き入れてもらいやすいですよ。

 

入職14日以内に解雇される

最終手段は入職14日以内にクビにされるような行いをする方法です。

契約と違うところが見つからず、お願いしても試用期間中の即時退職を認めてもらえない場合には、この方法を試すしかないでしょう。

 

労働基準法第20条では少なくとも30日以上前に解雇の予告をすることが義務付けられています。

しかし、労働基準法第21条には解雇予告が不要な従業員という項目があり、そこに「試用期間中の者で、入社日から14日以内の者」と明記されています。

つまり、入職日から14日以内であれば、解雇予告しなくてもクビにできるということ。

3つ目の試用期間中に即時退職する方法は、入職してから14日以内に、「この看護師は必要な業務ができない」と判断されるように仕向けて、雇用者が解雇せざるを得ない状況を作り出す方法です。

 

入職14日以内に解雇されるケースで多いのは遅刻や欠勤。

「もう出勤できません」と言って欠勤を繰り返せば、それが理由となって試用期間中に即時退職できるかもしれません。

他には、コミュニケーションが取れない人材や、勤務中に居眠りをする看護師、極端に仕事ができないなどが解雇理由になりますが、患者さんが目の前にいると故意に行うことは難しいので、おすすめの方法は欠勤です。

 

看護師が試用期間中に即時退職したら転職サイトを使おう

看護師が試用期間中に即時退職するということは、すぐに次の職場を探さなくてはいけないということですよね。

でも、「とにかく雇ってくれるところなら何でもいい!」と思って職場探しをしてしまうと、即時退職した職場と同じ問題を抱えている病院に再度転職してしまうかもしれません。

 

同じことを何度も繰り返してはいけないので、試用期間中に即時退職したくなった理由を明らかにして、それを転職サイトのコンサルタントに伝えてください。

あなた1人で転職活動をすると、また転職に失敗してしまうリスクが高いので、必ず転職サイトを使うようにしましょう。

 

転職サイトのコンサルタントは、病院内部のことに精通しています。

なぜなら、転職コンサルタントは過去に数多くの看護師を転職サポートした際に、面談で聞いた転職前の病院の内部事情や転職後にフォローで聞いた転職先の病院の内部事情をデータとして持っているからです。

試用期間中に即時退職するような理由がないことを確かめてから転職先を決めるようにすれば安心ですよね。

 

それに、「前の職場を試用期間中に即時退職した看護師は採りたくない…」という病院もあります。

もし、次の職場がそうだった場合には、コンサルタントが交渉して採用してもらえるようお願いしてくれますよ。

 

試用期間中に即時退職したくなるような職場に入職してしまったのは辛い出来事だったと思いますが、同じことを繰り返さないようにすれば、働きやすい職場に出会えます。

今度は長く働ける病院への転職を叶えてくださいね。