看護師の転職手順と流れをしっかりと把握できていますか?
「看護師は引く手あまただから、転職手順なんて知らなくてもどうにかなるでしょ?」
「初めての転職だから流れを知らないのは当たり前だよね…」
確かに看護師は求人数が多い職種なので、簡単に転職できると思うのも分かります。
でも、転職をする時には計画的に行動をすることがとても大切なんです。
なぜなら、せっかく転職したのに、また問題がある職場だったらどうしますか?
それに、トラブルを起こさずに今の職場を退職したいですよね。
しっかりと転職手順と流れを把握しておけば、今の職場に迷惑をかけることなく円満に退職をすることができ、新しい職場でも理想としていた働き方ができます。
これから看護師の転職手順と流れについて詳しく解説するので、転職する前に必ず読んでおいてくださいね。
看護師の転職の手順と流れ12 ステップを知って損をしない
これから紹介する看護師の転職手順と流れは、退職後に転職活動をするケースではなく、在職中の転職活動を想定した手順となっています。
看護師の転職の手順と流れ1 転職時期を決める
看護師の転職手順と流れの最初は転職時期を決めることです。
時期を考えずに転職活動を開始してしまうと、今の職場を急に辞めなくてはいけなくなるなどの問題が生じる恐れがあるからです。
自分が「できるだけ早く」と希望している訳ではないのに、転職先の病院から「できるだけ早く」と要望が出ることもあります。
転職先の病院からの申し出が断り切れず、今の職場を無理やり退職しなくてはいけないことになったら大変ですよね。
また、先の予定を決めてから行動したほうが、転職活動がスムーズに進むことが多いというメリットもあります。
転職時期として多いのは以下のパターンです。
- できるだけ早く
- 2~3ヶ月後
- 新年度になった4月から
看護師の転職の手順と流れ2 転職先に求める条件を決める
次に、転職先に求める条件を明確にしておきましょう。
今の職場に問題を感じているから転職を検討するケースが多いと思いますが、求める条件はひとつではないですよね?
だから、条件を全て出した後に、必ず優先順位を付けておいてください。
優先順位は「絶対に譲れないもの」「多少なら妥協してもいいもの」「諦めても良いもの」の3つに分けて考えると分かりやすいでしょう。
看護師の転職の手順と流れ3 転職求人を探す
転職時期と条件をはっきりとさせたら、次はいよいよ転職求人を探すステップに入ります。
求人を探す方法は、ハローワーク、eナースセンター、紹介、広告チラシ、転職サイトなど。
ハローワークやeナースセンターに行けば職員が相談に乗ってくれます。
しかし、担当者がつくわけではなく、その時に手が空いている職員が対応をする形になり、混んでいる時には相談に乗ってもらえないこともあります。
しっかりとした相談者が欲しい場合には転職サイトの利用をおすすめします。
また、転職先に求める条件が多い、必ず希望条件を満たす職場に転職したいといった理由がある時にも転職サイトを利用したほうが良いでしょう。
転職サイトを使った場合には専任のコンサルタントが付き、転職先と連絡を取り合ってくれるので、かなり手厚いサポートを受けることができるからです。
看護師の転職の手順と流れ4 希望する求人に応募・面接の日程調整
条件に合う求人が見つかった場合には、必要書類を揃えて応募しましょう。
書類審査でOKがでたら、面接の日取りを調整する段階に進みます。
応募先の担当者と連絡を取り合って、面接に行ける日にちを伝えましょう。
転職前に職場の見学をしたい時には、ここで見学予約もしておいてください。
できれば面接前に見学ができる日程を組んでもらうのがおすすめです。
看護師の転職の手順と流れ5 転職先の見学
転職してから後悔をしないために、できるだけ早めに転職先の見学をしておきましょう。
どれだけ条件が整っていたとしても、雰囲気が合わないと働き続けることができないからです。
面接を受けてから断ると、それまでにかかった時間や手間が無駄になってしまうので、面接前に見学をしておくのがおすすめ。
看護師の転職の手順と流れ6 面接対策を行う
見学をしてみて、ここで働きたい!と思ったら、面接の準備を始めましょう。
面接では基本的なマナーに加えて、あなたの今までの経歴についても聞かれることがあります。
また、小さな子供がいて勤務時間に制限があるなど、特別な条件がある場合には、その点についても質問されることがあるでしょう。
面接対策ではぶっつけ本番にならないよう事前に答えを準備しておくことが大切。
転職サイトのコンサルタントに依頼すれば面接対策の相談に乗ってもらえますよ。
看護師の転職の手順と流れ7 面接を受ける
面接当日に遅刻しないよう、事前に準備を整えておきましょう。
本番では良い印象をもってもらうために、明るくハキハキとした態度を心がけます。
また、答えたくないことや分からないことに対して曖昧な返事をすることがないようにしてください。
面接では質問されたことに答えるだけでなく、入職日についても転職先に確認しておきましょう。
今の職場の状況次第で退職日が予定よりも遅くなってしまう可能性があるので、余裕を持たせた日程で入職日を決めたほうがいいですよ。
看護師の転職の手順と流れ8 内定をもらう
面接を受けてOKが出たら、電話や郵便、メールで内定通知が届きます。
まだこの段階では内定取り消しになる可能性もあるので、気を抜かないようにしてくださいね。
看護師の転職の手順と流れ9 退職願いを出す
内定が決定したら、それに合わせて退職の手続きをとりましょう。
退職したいと申し出ても、今の職場に引き留められてしまい、入職日までに退職が間に合わないというケースがよくあります。
転職先への入職日が3か月後などと決まっているのであれば、「入職日までには退職したい!」と断固とした態度でのぞむべき!
職場の言いなりになるのではなく、自分の希望がしっかりと説明できるよう心の準備をしておいてくださいね。
看護師の転職の手順と流れ10 内定受諾と入職日の決定
退職願いを出したら、内定を受けるかどうかの返事と入職日の相談に入ります。
他にも転職先候補がある場合には、内定をもらった職場に入職するかどうかを考えて答えを出しましょう。
入職が決定したら、日程の調整です。
面接時に大体の日程が決まっていることが多いですが、具体的な日程をここで決定します。
もし、退職願を出した結果、予定よりも退職日が遅れそうな時には、予定していた入職日を変更して確実に出勤できる日に入職日を設定するようにしてください。
看護師の転職手順と流れ11 退職する
師長だけでなく他のスタッフにも感謝の気持ちを伝えたり、挨拶をしたりと失礼のないように対応しましょう。
退職日当日に休みのスタッフには、数日前に挨拶をすませておくのがおすすめ。
退職当日は挨拶だけでなく、師長の指示に従って様々な手続きや物品の返却などを行います。
看護師の転職の手順と流れ12 転職先に入職
今の職場を退職したら、入職日から新しい職場で働くことになります。
看護師の転職の手順と流れに不安がある時の対処法
条件に合う転職先を見つけて、無事に転職を成功させるためには、これだけの手順をそつなくこなさなくてはいけないということです。
今の職場と新しい職場のどちらもと日程調整を行わないと、退職間際にバタバタしたり、入職日で揉めてしまったりするかもしれません。
とてもこれだけの手順を漏れなく行える自信がないという場合には転職サイトを利用しましょう。
それに、今の職場での仕事が忙しい中で転職活動を並行して行えるのか?という不安もありますよね。
転職サイトのコンサルタントに任せておけば、これらの手順すべてを取り仕切ってくれるので、今の職場での仕事が忙しくても転職活動を行うことができますよ!
転職手順に不安を感じた方は、この記事で紹介している転職サイトへ登録をオススメします。
あなたの希望通りの求人を見つけて、新しい職場での生活をスタートさせてくださいね!