「看護師の求人はこんなにたくさんあるのに転職先が決まらない…どうして?」
「早く転職したい!だけど、なかなか採用がもらえない…どうすれば転職できるの?」
「看護師なら転職先に困らない」と言われていますが、仕事が決まらない…という悩みを抱える看護師が結構います。
転職先が決まらない理由ランキングトップ4は
第1位 転職先への条件が厳しすぎて希望を満たす転職先がない
第2位 採用側に不安を持たれて内定がもらえない
第3位 経験不足という理由で断られる
第4位 応募書類の出来が悪くて面接まで進めない
です。
今回は、仕事が決まらない看護師に解決策を提案します!
目次
看護師の転職先が決まらない理由ランキング
第1位: 「転職先への条件が厳しすぎて希望を満たす転職先がない」の解決方法
仕事が決まらない看護師は、転職先への条件が多過ぎる場合と希望条件と能力が見合ってない場合があります。
転職先への条件が多過ぎる場合
仕事が決まらない看護師に希望する職場を聞いてみると…
①夜勤なし日勤だけ
②院内保育所あり
③通勤時間30分以内
④土日祝日は休み
⑤年収400万円以上
⑥人間関係が良い
こんな感じで、必須条件がたくさん出てくることがあります。
解決方法
条件が厳しすぎて転職先が決まらない看護師は、高望みをしていることに気付きましょう。
本人の能力がいくらあっても、求める条件が多過ぎると、希望条件を満たす病院がない(少ない)という理由で仕事が決まりません。
条件の厳しさと転職先の見つかりやすさは反比例するので、条件が多いと希望を満たす職場がなかなか見つかりませんが、条件が緩いほど転職先が見つけやすいです。
まずは希望条件に優先順位を付けて、絶対に譲れない条件は1つ、できたら満たしたい条件2つくらいで転職先探しをしてみてください。
例えば、
絶対に譲れない条件:①夜勤なし日勤だけ
できたら満たしたい条件:②院内保育所あり、③通勤時間30分以内
この3つだけにすれば、転職先が見つかると思います。
希望条件と能力が見合ってない場合
自分の能力以上の条件を出していることが原因で仕事が決まらない看護師もいます。
これも、高望みをしていることになります。
看護師と一口に言っても、経験や能力は千差万別。
「A:スキルも経験も十分・夜勤もバリバリできる・管理業務もできる」という看護師もいれば、「B:スキルも経験もない・日勤しかできない・管理業務の知識も経験もない」という看護師もいますよね。
採用側はAの条件を求めているのに、求職者側がBの条件だったら内定はもらえないでしょう。
このように採用されるために必要な能力と希望条件が見合っていないと、いつまでも仕事が決まりません。
解決方法
転職先が決まらない看護師が高望みしてしまう理由は、自分自身の市場価値を正確に把握していないからです。
そのため、自分の経験やスキル、能力だったらどんな条件で雇ってもらえるかの情報収集をしましょう!
そうすれば、「これは高望みし過ぎだな…」という境界線が分かるので、転職先に求める条件を適切に設定できます。
看護師の転職先が決まらない理由ランキング
第2位: 「採用側に不安を持たれて内定がもらえない」の解決方法
仕事が決まらない看護師の中には、応募しているのに内定がもらえない…というタイプもいます。
この場合には、これまでに短期間での転職歴が多過ぎるなど「経歴に問題がある」か、やる気が感じられない…など「人間性が障害になっている」かのどちらかです。
どちらのパターンだったとしても、採用する側に「この看護師を採用するのは危険…」と不安を抱かれると、内定はもらえません。
経歴に問題がある場合
経歴に問題がある場合で内定をもらえない理由
- 短期間で辞めた理由や転職回数が多い理由を聞かれて嘘の説明をした
- 退職理由に関する話で、自分の実力の無さを認めずに職場の人達や経営陣だけのせいにした
- たとえ昔であったり、短期間であっても、過去に身に付けたスキルや知識のアピールをしなかった
解決方法
経歴に問題があるとつい嘘をつきたくなる気持ちは分かりますが、採用のプロは全てお見通しなので本音で語ったほうが良いです。
ただし、感情的な言い方をすると、「それって前の職場の悪口を言ってるだけでは?」と思われるので注意してください。
面接官に良い印象を与えるコツは3つ。
1つ目は、退職理由はネガティブな印象を与えないようにしつつ正直に答えること。
2つ目は、長く働く意欲があることを強調すること。
そして3つ目は、転職回数が多かったり勤続年数が短かったとしても、「過去に培ったスキルや知識を新しい職場で活かしたい!」とポジティブな視点で語ること。
そうすれば、印象は大きく変わります。
転職先が決まらない看護師は、「僅かな期間しか働いていないからアピールポイントにならないだろう…」なんて思わずに、これまでの経歴を活かした内容の返答を心がけましょう。
人間性が障害になっている場合
人間性が障害になっている場合で内定がもらえない理由
- 連絡しても返事が遅い
- 声が小さすぎる
- 態度が横柄
- 正しい敬語が使えない
解決方法
人間性が障害になって仕事が決まらない場合には、好印象を与えられる発言・態度・行動を目指してください。
- 連絡がきたら迅速に返信する
- はっきりと大きな声で返事をする
- 失礼にならない態度を意識する
- 敬語の正しい使い方を練習しておく
- やる気があることをアピールする
応募先とのやり取りや面接での態度で良いイメージを与えられれば、採用してもらえますよ。
看護師の転職先が決まらない理由ランキング
第3位:「経験不足という理由で断られる」の解決方法
求人票に「未経験者可」「未経験者歓迎」と書かれている職場に応募しても、「経験者を探していたので…」と断られて仕事が決まらない看護師もいます。
採用側がたくさんの看護師に応募してもらうための釣り文句として「未経験者歓迎」を使うケースがあるからです。
解決方法
未経験の分野に挑戦する看護師は、釣り文句ではなく「本物の未経験者可の求人」を探さなくてはいけません。
応募前に病院に連絡して未経験でも本当にOKなのか確認しておけば、経験不足という理由で断られない職場が見つかります。
看護師の転職先が決まらない理由ランキング
第4位: 「応募書類の出来が悪くて面接まで進めない」の解決方法
転職活動では、応募書類が通過したら面接を行うという流れになります。
最初に提出する応募書類の出来が悪いと「この看護師は雇う価値なし!」と判断されて面接まで進めません。
応募書類の出来が悪くなる理由はこの3点。
- アピールポイントがイマイチ
- 志望理由がはっきりしない
- 書き方が雑
解決方法
仕事が決まらない看護師は、応募書類を書く時にいきなり書き始めるのではなく
- 私のアピールポイントは?
- 志望理由は?
この2点についての答えを出しておきましょう。
そして、誤字脱字のないように丁寧に作成すれば、完璧な応募書類の出来上がりです!
転職先が決まらない看護師は転職サイトがおすすめ
実は、転職サイトを利用すれば、いま紹介した問題解決法がもっと簡単にクリアーできてしまうんです。
どうしてかと言うと、転職サイトには看護師の転職活動をサポートするコンサルタントがいて、コンサルタントがこれらの問題を全て解決してくれるからです。
それに、転職のプロなので転職活動テクニックを教えてくれます。
<転職コンサルタントの仕事>
- 経歴やスキル、希望条件に合った求人を見つける
- 仕事が決まらない看護師の相談に乗る
- 転職先とのやり取り(日時調整など)を代行する
- 良い印象を与える面接テクニックを教える
- 求人票に書かれている条件が本当か病院に確認する
- 応募書類の書き方アドバイス・添削をする
など
転職先が決まらない看護師は、コンサルタントに手伝ってもらえば、満足できる職場に転職できますよ!